8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_10

8/15 菩提樹調査その 2

また、土壁モックアップと同時進行で、菩提樹の測定も行ないました。
菩提樹の枝に何点か紐を結びつけ、重石を付けて吊るします。
枝の位置を地面に落とすことで正確な枝の位置とその地点での高さを確認することが可能になると考えました。
得られたデータは 3D ソフト内に反映させ、計画案と菩提樹の関係性をより明確にすることで、計画案を発展させていこうと考えています。
先生方も帰国し、ニマイニタイの廣中さん、カランさんも不在の中、マネージャーのサンディープさんと連携をとって調査を進めています。

8/15調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_9

8/15  土壁モックアップ 2 日目

土壁モックアップ 2 日目では、土を叩きながら圧力を加えながら強度を持たせることができないか、様々なことを検証しながら土壁の作成を行ないました。
土に粘土がかなり含まれており、表面を叩く際に木槌に土が付着してしまったため、土壁表面に少量の砂をかけ、叩きなから形を整えていくことで工夫を重ねました。
現在は雨季のため、1 日 20cm 程しか積み上げることができませんでした。
なかなか思うようには進みません。

8/15調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_8

8/14 土壁モックアップ 1 日目

土が入手できたため、前回の調査に引き続き土壁モックアップを新たに作成します。前回のモックアップでは、現地の手 法で土壁を作成しましたが、今回はより強度のある土壁づくりを目標にモックアップを作成していきます。
土壁モックアップ 1 日目では、ハティヤール村近くからレンガを購入し、土壁の土台となる基礎の作成を行ないました。炎天下の中での作業、やはり体力が奪われますが、滞在期間も折り返し、頑張ります!

8/14調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_7

8/13  土調査その 2

今日は土の強度を調査する会社がビハール州の首都パトナにあるということで早朝からパトナへ向かいました。車だと4時間、電車だと3.5時間ほどかかります。マネージャーのサンディープさんが、列車の方が片道100円ほどで行けて格安だ!ということで列車で行きましたが、猛暑の中3時間半立ちっぱなし、おまけに満員で辛かったです。
今回訪れたこの会社は、土の圧縮強度、ボーリング調査に関して土の調査を行う会社で、今回は私たちの現状をヒアリングしてもらい、見積もり依頼しました。この会社ではIS (Indian Standard) Low に基づいた上で検査を行っており、建材として用いる土自体の強度や建設予定地の地盤強度を知ることができます。
安全で強度の高い建築物を作るためにも、この調査は必須です。
苦労して日帰りした甲斐がありましたが次回は車で行きたいところです。

8/13調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_6

8/12 菩提樹調査その 1

菩提樹の大きさや枝の位置を正確に把握する作業の準備をはじます。
竹の足場を作成したのは枝から糸を吊るしやすくするためです。
竹の接合にはココナッツからできた糸を用い、竹の足場の高さは 4m!
菩提樹がいかに大きな 樹木であるか改めて実感しました。
村の人たちも「いよいよ建設が始まるのか?!」と、前のめりでみんなに囲まれ助けてもらいながら調査を進めました。

8/12調査  滋賀県立大学 橋本