ハティヤール村村長と打ち合わせ

ハティヤール村の村長さんとカディプロジェクトの打ち合わせ。
もう何十回か重ねてきたミーティング最終に近いてます。法律的な課題や、建築物への責任問題などの重要な課題について意見交換しました。
カディプロジェクトの他にも、水問題や健康問題など村の現状をもうすこし広く聞き取り調査をしました。

インドのとくに貧困問題に取り組むとき、村の写真や人の写真をとってSNSに公開するのは、村の人の生活に土足で踏み込んでいるような気分で普段あまりupしないのですが(特に女性の写真はNGなことが多い)、改めて村の現状をつたえるために撮影すると、衛生的にも深刻だな、、、と改めて感じました。

ニマイニタイ 廣中桃子

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_20

8/27 屋根モックアップ3 日目/ ボーリング調査2 日目

昨日に引き続きボーリング調査が行われる横で、屋根モックアップの続きを行います。屋根モックアップはフレームを完成させ、実際の高さとは異なりますが、フレームの立ち上げまで行うことができました。接合部、施工手順等をモックアップから確認できることが多く、良いモックアップになったと思います。
また、屋根の地上げの検討を行いました。内部に水が入らないようにアルミ板を敷いた上に茅・藁の順番に葺いていきます。この藁葺き屋根はハティヤール村にも多く見られ、そういった風景をこの工房にも取り込んで行ければと思います。

8/27調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_19

8/26 屋根モックアップ2 日目/ ボーリング調査1 日目

ボーリング調査( 地盤調査) がはじまり、同時に屋根モックアップを本格的に行っていきます!
今回は大きな作業空間を覆うための屋根モックアップを竹を用いて作成します。工房の作業空間に柱が落ちないように屋根フレーム自体の強度をあげてます。また、梁材として竹を2 本連続させることで、屋根フレームを大きくすることが可能となります。
今回が初めての竹加工になりましたが、施工上における改良点などの気づきがあり良いモックアップとなっています。

8/26調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_18

8/25 土壁モックアップ7 日目/Gaya への資材調達

前回の崩れた土から再度土ブロックを作成し、土壁を立上げていきます。
基礎のサイズに合わせながら土ブロックの配置していきます。
前回は接着が上手くいかなかったので、土ブロックの表面にも水をたっぷりと掛け、隙間に入れる土と一体化するようにします。
ワーカーのジャッカルさんとマヘンダルさんも土ブッロクの制作になれてきた様子。
前回の失敗も踏まえて今回はじっくり乾かすことにします。

8/25調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_17

8/24 土調査その4(Patna)

ボーリング調査/ 土の圧縮試験に関する確認( 土の供試体を持参) のためPatna へ訪問しました。
圧縮試験に関して、前回のPatna 訪問の際の時点では圧縮試験を行えるとのことであったが、CBR 試験に含まれる圧縮試験だったとのこと。また、基本的にISLow に準じた調査しか行わないため、一軸圧縮試験(ISLow に記載されていない) は訪問した会社ではできないとのことでした。そのため、今回は圧縮試験を行わないことに。
会社訪問を終え、Patna にあるNational Institute Of Technology Patna という大学に建築学科があるとの情報があったので、訪問しました。
祝日のため建築学科の先生にお会いすることができませんでしたが、大学関係者の方から圧縮試験を行うための機器があるとの情報を頂きました!
後日連絡をしてみたいと思います!

8/24調査  滋賀県立大学 橋本