明日を紡ぐ布、カディカディと呼ばれる布をご存知ですか?
インドでは、手つむぎ・手織りによって作られてきた生地を総称してカディと呼びます。

インドがイギリスの植民地であった時代、マハトマ・ガンジーがインド独立のため「自らの衣服は自らで作る」という信念のもと、イギリス製の機械織り製品に対して「スワラージ(国内品愛用)」を唱えたことがきっかけとなり、独立を果たしました。

カディによってインドが独立したように、貧困から自立する現在、カディ布のインド国内需要は過去最高を記録している、と報告されています。
マハトマ・ガンジーの精神で紡がれてきたカディは、各家々で手つむぎ・手織りされ、インドの自由を象徴するものでした。
そして、今、そのカディが世界中でファッションの分野でも人々を魅了する布へと羽ばたいています。

カディプロジェクトは、インド・ビハール州ブッダガヤで雇用を作るために活動してきた合同会社ニマイニタイ[※1]の廣中と、アジアのスラム地域の住居環境を研究してきた滋賀県立大学の川井准教授が出会ったことで、本格的に走り出したプロジェクトです。

このプロジェクトでは、その糸を紡ぐ仕事場を、その土地にある素材を使い、村人とともに建設していきます。
ただ「与える」支援ではなく、彼らの力で共に仕事場を作り上げることで、彼らが自分たちの働く環境にも愛情を持てる、
持続的な本当の意味での自立につながる支援だと考えています。

※1.合同会社NIMAI-NITAI(https://nimai-nitai.jp/