5・6月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_6

土壁モックアップ3日目(壁の立ち上げ)

5/30に続き連日で土を積み上げながら形成していく。
しかし、作業員よりモックアップの大きさがないため、一度に高く積み上げるのが難しいという意見をもらい、1日乾燥させる工程を挟んだ上で、翌日にまた高さを積み上げる方が良いと判断、6/1は1日寝かすことにする。

日本のモックアップ時に使用していた、木槌を作成し叩いてみる。土で練りながら積み上げているため、水分量が多く、木槌では形成できなかった。モックアップ2日目に積み上げた部分(少し乾燥し水分が飛んでいる)を木槌で叩いた。叩くと少し締まったため、手だけでかける圧力では強度が確保できていないと考えられる。

木槌の作成

5/31調査  滋賀県立大学 橋本

5・6月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_5

土壁モックアップ2日目(壁の立ち上げ)

基礎部分のみ1日放置で、壁の立ち上げは1日1.5’の高さで毎日積み上げていく。

1.水の確保と土の準備

以前と同様に土と水を含ませ、麦藁を投入し放置した後、混ぜる。

2.土壁の作成

水で締めた後、土を乗せ手を使って固めたいく。

敷地調査

  • 敷地周辺の開口部、マテリアル調査。
  • 敷地内部の高低差測定
  • 村長さんに昔に敷地利用形態に関してヒアリング

カディ組合訪問

カディ組合を訪問し、スニルさんというとお話をした。壁の素材に土壁を使うのは問題ないほか、実際にチャルカ(糸車)を使うにあたり、採光や窓、床の話を聞くことができた。

5/30調査  滋賀県立大学 橋本

5・6月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_4

土壁モックアップがスタート。

土壁モックアップ1日目(基礎の作成)

1.水の確保

2.採掘

採掘した土の断面に蟻の巣の穴が見られる。

3.土壁用の土の作成

盛り土に溝を作り
そこに水をいれ
麦藁を入れる
足でこねていく

4.基礎の作成

水と藁が混ざった土から玉を作り
それを土の中に入れていく。
その作業を繰り返していく。

5/24-26は、滋賀県立大学川井操助教授も現地入り。
現地の土壁構法は、以前に滋賀県立大学メンバーが篠山で確認したCOBと呼ばれる土を叩いて積み上げるものと同様のものでした。
表面土をクラックさせないよう毎日メンテナンスが必要など課題はあるが、村内にも現役の職人さんがいること、作る手順や日数をある程度確認し、これから職人さんを雇いモックアップを進めました。
川井助教授と入れ替わりで、大学院生の土器屋 葉子さん、大野 宏くんが救援物資を持って現地入り。灼熱の暑さの中での作業が続き、一度ダウンしてしまいました。

5/28調査  滋賀県立大学 橋本

5・6月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_3

土の調査

○Nima村 – 煉瓦工場

煉瓦工場の位置
Kolkataにて政府公認の煉瓦のテストを行う。品質はかなり良いらしく、土が良いらしい。
複数の土を混ぜ、形成し焼成する。
煉瓦のための型枠

○Amwan村

Amwan村にある3年前に建てられた土の住宅に訪問
壁に隙間を開けることで、風を取りこんでいる。

○Bakraur村

採土場の位置
Bakuraur村の採土場
複数の土が混ざっている

5/25調査  滋賀県立大学 橋本

5・6月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_2

調査してすぐに、ハティヤール村から全ての建設に使用する土を採取することは難しいことがわかり、周辺の村、Nima(ニーマ)村・chhanchh(チャーチ)村での調査がはじまりました。しかし、多くの村の土は、砂が多く含まれていることもあり、土壁だけの利用は難しいことがわかりました。

採土地マップ
Chhanchh村の採土場

予定していた土壁の実現には課題が多い状況の中、Domaat Mitiという土が土の住宅に使われていることが判明。 
Bakraur村で採取可能なことも分かった。その他、瓦・合板・などの建設資材も合わせて調査をしました。

Tally
板状の素焼き瓦
32mm合板
16mm合板

5/22調査  滋賀県立大学 橋本

5・6月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_1

カディプロジェクト女性のための糸紡ぎ工房作業場建設のため、滋賀県立大学の院生橋本くんが2019年5月6月の約3週間ほどかけてインド・ブッダガヤ・ハティヤール村に現地入りしてくれています。
今回の調査では、今回の調査では、土壁構法(COB)の実現可能性、菩提樹を中心とした敷地周辺の追加調査、施工業者や職人の確保、材料の価格帯、土の入手先、計画の妥当性などを確認することが目的です。

5/20

○Nima村にて土の確認

砕土予定地
砕土場近くの廃煉瓦工場 
大気汚染の問題で現在はつかわれていない。


地盤が硬いため地面を削る

○鉄/竹/木のマテリアル調査

L/ロ型鉄骨材
接合にはフックが使われていた
竹の種類は1種類。ベンガルにあるPurnia産
Liptass製材 他の木材の調査も必要
加工場の様子

5/20調査  滋賀県立大学 橋本