竹フレーム(構造体)のモックアップ
・計画案の構造体である竹フレーム(最もスパンが大きいフレーム2つ)もモックアップの作成を行う。
・ブッタガヤ市内で竹を購入したが、材が湾曲しており、ガヤなどでその他の店で可能な限りまっすぐな竹を購入する必要がある。→現状の計画案では、最大で約27’(竹は28’で販売されている)の部材が必要であり、竹の材質がそのまま構造体の出てくるため。
・今回は、基礎は掘っ立て(基礎と竹のジョインは基礎のモックアップで行う)で行った。
・竹の接合部は、縄(ココナッツ?)のみを用いている。→接合部に可動性があるため、施工上は簡易に行えた点では良いが、接合部の強度が縄だけで十分か検討が必要である。
以下は作業の流れを示す。
- 竹フレームの通り芯を出す。
- 柱を設置。
- 各フレームの柱に梁となる竹を接合する。
- 足場を用いてと頂点を接合する
基礎のモックアップ
・計画案の基礎のモックアップの作成を行った。
・構造体に自然素材である竹を用いるため、経年変化による腐食・劣化等に対応できるようにすることを目的とする。
・現在計画しているレンガを用いた基礎に隙間を設け、PVC pipe@φ4’(塩ビ管のようなもの)を設置し、そこに柱材である竹を差し込み、ブレを防ぐために、砂を敷き詰めた。
・今回、PVC pipe の⾧さは1’-2”とした。
12/17調査 滋賀県立大学 橋本