8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_20

8/27 屋根モックアップ3 日目/ ボーリング調査2 日目

昨日に引き続きボーリング調査が行われる横で、屋根モックアップの続きを行います。屋根モックアップはフレームを完成させ、実際の高さとは異なりますが、フレームの立ち上げまで行うことができました。接合部、施工手順等をモックアップから確認できることが多く、良いモックアップになったと思います。
また、屋根の地上げの検討を行いました。内部に水が入らないようにアルミ板を敷いた上に茅・藁の順番に葺いていきます。この藁葺き屋根はハティヤール村にも多く見られ、そういった風景をこの工房にも取り込んで行ければと思います。

8/27調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_19

8/26 屋根モックアップ2 日目/ ボーリング調査1 日目

ボーリング調査( 地盤調査) がはじまり、同時に屋根モックアップを本格的に行っていきます!
今回は大きな作業空間を覆うための屋根モックアップを竹を用いて作成します。工房の作業空間に柱が落ちないように屋根フレーム自体の強度をあげてます。また、梁材として竹を2 本連続させることで、屋根フレームを大きくすることが可能となります。
今回が初めての竹加工になりましたが、施工上における改良点などの気づきがあり良いモックアップとなっています。

8/26調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_18

8/25 土壁モックアップ7 日目/Gaya への資材調達

前回の崩れた土から再度土ブロックを作成し、土壁を立上げていきます。
基礎のサイズに合わせながら土ブロックの配置していきます。
前回は接着が上手くいかなかったので、土ブロックの表面にも水をたっぷりと掛け、隙間に入れる土と一体化するようにします。
ワーカーのジャッカルさんとマヘンダルさんも土ブッロクの制作になれてきた様子。
前回の失敗も踏まえて今回はじっくり乾かすことにします。

8/25調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_17

8/24 土調査その4(Patna)

ボーリング調査/ 土の圧縮試験に関する確認( 土の供試体を持参) のためPatna へ訪問しました。
圧縮試験に関して、前回のPatna 訪問の際の時点では圧縮試験を行えるとのことであったが、CBR 試験に含まれる圧縮試験だったとのこと。また、基本的にISLow に準じた調査しか行わないため、一軸圧縮試験(ISLow に記載されていない) は訪問した会社ではできないとのことでした。そのため、今回は圧縮試験を行わないことに。
会社訪問を終え、Patna にあるNational Institute Of Technology Patna という大学に建築学科があるとの情報があったので、訪問しました。
祝日のため建築学科の先生にお会いすることができませんでしたが、大学関係者の方から圧縮試験を行うための機器があるとの情報を頂きました!
後日連絡をしてみたいと思います!

8/24調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_16

8/23 土壁モックアップ6 日目

土壁モックアップ5 日目と同様に土ブロックを組積していきます。土ブロックを乗せ、隙間に土を充填させている最中に緊急事態が発生しました。
下の土壁にクラックが入った次の瞬間、土壁が一気に崩れ落ちました。
気を取り直して、なぜ崩れてしまったかの確認を行います。
崩れた断面の土を確認すると土壁モックアップ1 日目の土が未だ乾燥していないことがわかりました。
以前のモックアップでは猛暑のため乾くのが当然な状況にでしたが、雨季の時期は全く乾燥していないようです。
また、土ブロック同士の接着も上手くいっておらず、接着材として水をもう少し加える必要があります。

8/23調査  滋賀県立大学 橋本