5・6月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_4

土壁モックアップがスタート。

土壁モックアップ1日目(基礎の作成)

1.水の確保

2.採掘

採掘した土の断面に蟻の巣の穴が見られる。

3.土壁用の土の作成

盛り土に溝を作り
そこに水をいれ
麦藁を入れる
足でこねていく

4.基礎の作成

水と藁が混ざった土から玉を作り
それを土の中に入れていく。
その作業を繰り返していく。

5/24-26は、滋賀県立大学川井操助教授も現地入り。
現地の土壁構法は、以前に滋賀県立大学メンバーが篠山で確認したCOBと呼ばれる土を叩いて積み上げるものと同様のものでした。
表面土をクラックさせないよう毎日メンテナンスが必要など課題はあるが、村内にも現役の職人さんがいること、作る手順や日数をある程度確認し、これから職人さんを雇いモックアップを進めました。
川井助教授と入れ替わりで、大学院生の土器屋 葉子さん、大野 宏くんが救援物資を持って現地入り。灼熱の暑さの中での作業が続き、一度ダウンしてしまいました。

5/28調査  滋賀県立大学 橋本