8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_6

8/12 菩提樹調査その 1

菩提樹の大きさや枝の位置を正確に把握する作業の準備をはじます。
竹の足場を作成したのは枝から糸を吊るしやすくするためです。
竹の接合にはココナッツからできた糸を用い、竹の足場の高さは 4m!
菩提樹がいかに大きな 樹木であるか改めて実感しました。
村の人たちも「いよいよ建設が始まるのか?!」と、前のめりでみんなに囲まれ助けてもらいながら調査を進めました。

8/12調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_5

8/11 土調査その 2(新たな土採取場所を探して・・・)

ブッダガヤの調査で以外だったのは、建築に使えるだけの「土」の採取をできる土地が少ないということでした。
滞在時間も限りがある中、前回の調査時にハティヤール村の村長さんから教えていただいた Nima 村の採土場近くから、土が取れるという情報を思い出し、早速調査にいきました。そこで、新しい土が入手できることがわかり一件落着。
以前と同等の粘土質を持つ土を採取することが可能ということがわかり安心しました。いつ何時、何が起こるかわからないのが インドだな、と改めて痛感させられましたが、早く解決する道を見つけ安心しました。

8/11調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_4

8/10  土調査その 1 (インド的、誤算)

現在考えているカディプロジェクト の作業場は、調査を重ねることで「土壁」という方向性で決定しつつあります。
ところが、 前回までの調査時にて土の採取を今後も確保できるという条件のもとで、土のモックアップ等を行なっていたところ、前回と同様に土の調達先に土の準備をお願いしていたのですが、中々動いてもらえず採取場所を確認しにいきました。
そして衝撃の事実が発覚。
土の採取を約束してくれていたその土地は、田んぼに変わってしまっていました。しばらく呆然としてしまいましたが、 これもインド。
再度、土を採取できる場所探しから始めることとなりました。

8/10調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_3

8/6  ハティヤール村内にある菩提樹と寺院

ブッタは菩提樹の下で悟りを開いたとされていますが、カディプロジェクト 建設予定地にもその菩提樹がシンボルとしてあります。建設予定地に限らず菩提樹はブッタガヤにて多く見ることができ、菩提樹の下では子どもたちが遊んでいたり、屋外屋台やヒンドゥー寺院もあります。
今回は、私(橋本)が調査して見つけた、ハティヤール村内の菩提樹の下にあるヒンドゥー寺院の視察を行ないました。朝8時ごろに行った寺院では、若い女学生が2人でお祈りを捧げていました。
カディプロジェクト でも、この菩提樹が、作業場に影を作り猛烈な暑さからも守ってくれる役割として、そして女性たちの作業を見守るような形で、建築デザインの重要な役割として考えています。

8/6調査  滋賀県立大学 橋本

8月カディプロジェクト作業場建設のための調査報告_2

8/5  市内へ再び建材調査へ・・・

建物の平面形状確認する作業では、興味津々な村の子供たちに囲まれながらの作業となりました。現地プロジェクトをマネージしてくれているサンディープさん、ニマイニタイからカラン、そして滋賀県立大学より芦澤竜一先生、川井操先生に立ち会ってもらい、確認を行いました。
打合せ後、先生方と共にガヤ市内を訪れ、建材 ( 木材・竹など ) が販売されているマーケットを訪れた。 計画案に使える建材の確認を行ないました。

8/5調査  滋賀県立大学 橋本